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和傘の欠点、防止策(メンテナンス)
和傘は傘部分に油を使用し防水性には大変優れていますが、紙と竹が主な材料であるため、傘自体の耐久性は良いとは言えません。
また材料のほとんどが自然素材のため、洋傘に比べて重量が重いという欠点も挙げられます。
和傘は、長期間使用すると素材の色変わり、また和紙部分の虫食い、湿気による紙内部への侵食も見られるようになります。
あと雨が多いときの防水性の低下、破れ、長期間保存時の防水用油のくっつきなどにも注意が必要です。
そういったことから、和傘には定期的なメンテナンスが必要になってきます。
持ち手を下にして天井や軒先につるして保管する。
・・・洋傘のように先端を下にして保管すると雨水が先端部分にに溜まり、浸水により和紙が破れたりする危険性があるためです。
半年に一度くらいの陰干し
・・・虫食いなどの危険から守るため、また油のくっつきを防止するため、半年に1度は陰干しの風通りの良い場所で干す。
小さな破れを見つけたら、即時に和紙張りを行う。
・・・和傘は和紙を張り替えることで、何度でも使用する利点があります。被害が広がらないためにも、少々の破れでも和紙張りをお願いしてください。
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