Individual Umbrella

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折りたたみ傘の歴史

折りたたみ傘は、1928年にドイツのハンス・ハウプト氏の考案により世に出ました。
同氏が1932年に特許を取得し、製造、量産が行われ、世界的に広まっていきます。

 

日本に折りたたみ傘が普及し始めたのは1950年代に開発が行われ、ドイツ製の骨部分を手本にして真鍮製の大小の異形パイプがスライドして短くなる中棒を商品化したのが始まりです。
そして、折りたたみ傘の研究第一人者であるアイデアル創始者である村田啓一氏により、1954年(昭和29年)、スプリング式の折りたたみ骨が発明されます。
これは、骨の1本ごとにスプリングを取り付け、開き閉じ折りたたむの一連動作の寸法誤差を無くし、1回の動作で折りたたみ傘が開閉できるシステムであります。
このシステムが採用された傘は、「アイデアル ・スプリング式折りたたみ傘」と呼ばれ、今では防水性が高く、低価格なナイロン生地、ポリエステル生地の使用、骨素材の軽量化、スプリングを進化させた折りたたみ傘が開発されています。

 

 

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